あおりいか釣りの大きな要素に、岩礁帯があります。その中でも、平坦な地形に突如ある根や瀬は、広範囲に岩礁帯が広がってしまっているところよりも高確率であおりいかが狙うことができます。

 平坦な地形に突如ある根や瀬は、潮流が当たるとそこにくぼみができます。そこに砂がたまり、海藻が繁ります。あおりいかにとって、そこが水深が浅ければ絶好の産卵場所になり、やや深ければ産卵までの餌を取り体力をつける場所となるのです。産卵とは関係のない時期でも、海藻は餌を待ち伏せする最適な場所でもあるのです。

 そこで私は水深15〜30mをよく探します。それは、どの時期でもあおりいかのいる確立が高いからです。